作中での主人公の扱われ方がヒドイんですよ。
よく、主人公の男友達にいますよね。
温泉で一人だけ覗きがバレてボコられたり、海に行ったら砂に埋められて放置されたり…。
損な役回りばっかりの可哀想なヤツが。
本作は、そいつが主人公のポジションにいると思ってください。
最初から最後まで、馬鹿にされっぱなし、いじられっぱなしです。
だからちっとも面白いと思えませんでした。

だって、普段はそいつをイジって遊ぶ側にいるのに、今回は逆ですからね（笑）


余談

不満の多かった作品ですが、ＢＧＭだけはすごく気に入っています。
特にタイトル曲にもなっている“空中行軍-かの姫は天佑と共に-”が耳に残りました。
印象に残るＢＧＭって滅多にないし、最初に聴いた瞬間「いい曲だなぁ」と、すごく自然に思えたんですよね。