ナギサの 個別感想ぺーじ

オススメ度:★★★★☆ / キャラ:★★★★☆ / シナリオ:★★★★☆



イベント数が増えて大変でしたが、
ナツメグに続いて今回も個別の感想を書いてみました。

ほぼ攻略順です。

※というわけで、以下ネタバレ↓↓


氷の世界
いつものメンバーで、カキ氷早食い大会を開催♪
ってことになり、あおいが一言。
「早食い…ですか。あんまレディのやることじゃないような…」
「あんま」って何だ、「あんま」って。その言葉遣いがもうレディじゃない(笑)

角川の声優さんが上手くて笑えます。
あの実況中継がなかったら、早食い大会の面白さが半減してたかも。


ビストロハヤカワ
海の家の新メニューを考えよう!という話。
あおいのビーフストロガルルは苦笑いするしかなかったけど、
タコスミのスパゲティにはちょっと興味をひかれました。
考えたことなかったけど、たしかにねーと納得です。


THE スイカ割り 1500
スイカが古くて腐ってたというオチ。
まあ、先輩がお尻でふんずけて割れるくらいだから、相当痛んでたんかもね。
で、先輩がお尻で割ったもんだから、角川は味も分からんで貪り食った挙句、
腹痛になった、と。なんてアホな話だ(笑)


さとみの世界
主人公がさとみちゃんに質問します。
「一番お気に入りの魚って何?」と。
さとみちゃんは「ミツクリエナガチョウチンアンコウ」と答えます。

さて、今からとてもキモいことを言ってもいいですか?
というか言いますね。
ぶっちゃけ、ぼくはこの答えって、さとみちゃんの答えじゃなくて
作者の答えだと思うのです。
ミツクリ(以下略)ってのが、馴染みのない珍しい名前なのがその証明。
実に安易な笑いですよ。ホントね。つまらんです。
もっとこう…、さとみちゃんの気持ちを想像して書かないとダメですよ。
いつも魚市場で、食物としての魚を扱っている彼女だからこそ、
答えられる何かがあるんじゃないでしょうか。
(なんか自分で書いててキモくなってきましたが、
そういうキモい想像力(妄想力)ってシナリオの執筆には必要だと思います)

まあ、さとみちゃんなりのジョークだったのかもしれませんが、
たまには、ほぉー、と感心させられるような話も読みたいワケですよ。
ワガママな読者としては。

最後に――。
話は変わるけど、カワハギの刺身って贅沢だなぁ。
うらやましい。


FUJIMI NOTE
映画の前編だけみました。DEAHT NOTE ですが。
このイベントにデスノートは全然、関係ありませんね。
というかノートですらありません。

><b を 「だいなり しょうなり こもじびー」
と、読んでしまう(声優に言わせてしまう)のだけが面白かったです。


魚を狩る種族
海の家の定番メニューに飽きた主人公たちが、
そこら辺(海)で魚を調達して潮鍋するお話。
ところでメニューといえば、
海の家(背景)にかかれてるメニューの並びが「なんか変」なのが笑えます。
こんな感じです。右から順番に、

お酒、生ビール、焼きイカ、枝豆、たこ焼き、焼き鳥、おでん、ラーメン、
そうめん、焼きそば、ミルク、カキ氷、オレンジ、コーラ、冷麦、みぞれ、スイカ。

おそらく「冷麦」=「冷たい麦茶」であると推測されます。
(どう見ても、飲みものに分類されてます。わざとだったら超オシャレです)


海人(ウミンチュ)の宿題
みんなで宿題ガンバロー! ってな話。
特に書くことがなかったので、ちょっと話を脱線させます。

さて、無音です。音がしません。
なぜかと言うと、何かめんどかったのでヘッドフォンはつけてないからです。
(もちろん1周目はちゃんと聞いてます)
で、気づいたことが一つ。
さとみちゃん可愛い!!
ぬぼーっとした声に惑わされてましたが、
表情やセリフだけを読むとヒロイン級です。
声優さんって大事だなぁ、と改めて実感。


夏野菜の収穫
都会人のあんたは、
採れたて野菜の素晴らしさを知らないから、
そんなことが言えるのよ! (あおい談)

それに対して主人公は「なにシロー・ヤマオカみたいな理想論を言ってんだよ」と
反論しながらも、実際たべてみると美味くて…、と。
厳密に言うと、美味しんぼ的にはただ無農薬ってだけじゃだめで、
緑健農法で栽培してないと「ニセモノ」だったりするのですが(笑)


徳川埋蔵金
徳川埋蔵金。後の家康書店である。

と冗談はさておき、図書室でみつけた宝の地図が、
実は先生が若い頃に、エロ本を隠した場所の地図だったというお話です。
口止め料が晩飯とアイスってのがほのぼのしてて良いですね。
お宝を見つけるまでも、先の展開が気になって楽しかったです。

まあ、オチを知ったときは「また下ネタかよ!」って思いましたが…。
たしかにエロゲーは下ネタで落としときゃ楽なのかもしれませんが、
それじゃ面白いこと考えるチカラが麻痺しますよね。


終わりなき掃除
掃除ネタだけに、ここの感想もサボリってことで!

ってわけにもいかんので、頑張って書きます。
一言でいうとお決まりの大掃除イベントです。
ヒロインが4者4様にサボる姿がみられるというか、
掃除のときにありがちなネタ(道具で野球、花瓶割る、雑巾がけで競争など)
が懐かしかったです。

この話で自然だったのは千果の選択肢のみですね。
バケツをグルグル振り回して「水がこぼれないZE!」ってのは、
たしかにぼくも昔やりました。
千果と同じように水浸しになってしまったこともあったような気がします。

ところで、これもまた下ネタより(というかお色気)なイベントでした。
(全員が水浸しになって、水着になっちゃうとこが)
いい加減あきました…orz


脱出を待つ者
これはちょっとしたミステリーですよ。
なぜって、結局、犯人はわからないのですから。
最初に紙ヒコーキを作って、屋上から飛ばしたのは誰だったのか。
そもそも、屋上から飛ばしたのだろうか。
どの選択肢を選んでも答えは得られません。

でも、解決のヒントらしきものは見つけました。
イベントの最後に、好感度が上がったキャラのアイコンが表示されますよね。
あそこに選択肢と無関係のときでも、千果が出てくるのですよ。
しかも、千果を選んだときだけ話の終わり方が違います。
怪しいですよね。どう考えても。
でも、まあそうなると千果を選んだときのアイコンはどうなるのか、
という謎も出てきてしまうのですが…。
(ちなみに、そのときは水守先輩のアイコンが一緒に表示されます)
うーん、それはそれで怪しい……。


今そこにあるハヤカワの危機
やっぱり千果は面白い。

「レモンスカッシュとフランクフルトおまちどおさまでーす」
「あたしが頼んだの、ラムネとイカ焼きなんだけど」
「あれぇそうでしたっけ? いいじゃないですか、どっちも似たような味ですよ」

なぜだろう。
こんな接客、絶対間違ってるんだけど、100%間違いとは思えないというか…。
似たような味、ってところに若干の納得感があるというか……。


今そこにあるハヤカワの危機part2
めっちゃええ話です。
これは夏生ルートに組み込みたいなと思いました。

いい話すぎて特にコメントすることが…orz


ダイオウイカ・パーティ
いつも無口でテンション低めなさとみちゃんが、しゃべった!
しかも高めな声で早口で。

それだけのネタだったりします。
全体的に無理やり感があって、いまひとつ。


ハイパーリアル麻雀P8
「哲也って麻雀漫画知ってる?」

と来ましたよ。びっくりです。
隠そうともしない元ネタバらし。脱帽です。
同人作品でもないのに、ここまであからさまに書いちゃっていいんでしょうか?
作りが雑ですなぁ。
まあ、こういうの好きだからいいんですけどね。


瓶詰め要請
ビンの回収値段が10円から50円にUPした(ありえねー)のがきっかけで、
海岸のゴミ拾い(主にビン)をすることに。
最後に角川が、みんなの目の前でポイ捨てするのはお約束です。
当然、怒ったあおいにぶっ飛ばされてTHE END。
「これでまた一つゴミが片付いたな」のコメントで、
きれいにオチのついた小エピソードです。

ただ、一つだけ言いたいことが。
夏生の言った「うちは缶の飲み物は出してないけど」って話。
思いっきり嘘やんorz
店のオモテに「缶ビール」って書いてるし。

さて、あとは「R18」な話も少ししませんとな。
話の最後ですが、見事GETしたお金でくずかごを設置しませんか?と。
それはいい。すごく良いことです。
でも、クズカゴの設置ぐらい海の家の義務として最初からですな……以下略。


タイフーンでタイヘーン
台風にそなえて、ハヤカワを修繕しようZEってな話。
なんとか乗り切ったものの、看板が落っこちてしまいあーあ、って感じです。
看板がオチなかったら、話もオチてなかったろうなぁ。


恋の摩擦力
夏生に勉強を教えるお話。

夏生って実は天才肌なのかもしれませんね。
超実践的な思考しかできないところが。
まあ家庭教師のバイトとかで、
夏生みたいな子が生徒だったらブチ切れそうですが。
(いや、でもそれはそれで案外……)


ハイドアンドシークforエロビデオ
角川から「エロ」ビデオをGET!
ところが、そこに水守先輩たちがのりこんできて…。
10分間で部屋を片付けて、その後10分間、
主人公が指名した1人が部屋を捜索することに……。

結果的には、こっそり角川のカバンにビデオを隠し、
事情を知らない角川もろとも部屋の外に出してしまうことで完勝!

「ビデオを部屋の外に隠しちゃいけないとは、言ってなかったしな」
角川に自らの理を披露する余裕の聡司。
と、思いきやここで先輩が登場。
まだ10分経ってなかったよね、というオチです。

これですよ。これ。
こういう話がもっと読みたいんです。
ちゃんと計算して書かれてる話は、やっぱり違いますね。


THE BEACHバレー2000
チカ・さとみの年少組と、夏生・あおいの年長組のビーチバレー対決。
あおいチームが勝つものの、翌日筋肉痛で、
年少組の若いエネルギーに完全敗北するというもの。

まあ分かる。
分かりたくないが、少し分かる。
高校生レベルじゃ、そんな現象はないだろと言いたいけど…。

でもまあ、おそらく作者もそう思ってることでしょう。
ただキャラクターは高校生じゃないですからね。
高校を模した、もう少し年齢の上の子が通う特殊施設に行ってるわけですから。
こういうことは、ハッキリさせとかないといけません(笑)


相合傘争奪戦
「入れてくれないと、わたし濡れちゃうっ」
ってのが上手いこといってておもしろい。
最後に、水着になって雨のなかを走って帰る水守先輩ってオチ。
シュールです。絵が浮かびますね。
アニメ化して欲しくなるエピソードです。


THE FLY
蚊vs主人公。
蚊取り線香が在庫切れで、
絶体絶命のピンチに陥った主人公に残された手段は!?

蚊帳です。
田舎ならでは、って感じの話ですね。


深き森は甲虫のにおい
カブトムシよりも、カブトムシのカードが売れる時代。
だからこそ、余計こういう話にはワクワクしてしまいます。
ホント単純。ただ虫取りするだけの話なんですけどね。

カブトムシ=王
クワガタ=神
って表現がちょっと面白かったです。


僕が(勝手に)考えた新制服
正直ダサイし、サプライズも足りない。
これなら、主人公がなぜか都会学校の制服(女子)をもっていて…。
とかのほうが面白かった。
まあそれも普通といえば、普通ですが。


海の家の模様替え
あおいは村いちばんの力もちなのだ。
ということがよくわかりました。

つまらん。なんだこの話は。


岩波元治によろしく
角川がおもろい。
マンモスやるピー! って…www。
主人公とのコンビは最強ですね。
何やらせても面白いです。


新・岩波元治によろしく
角川の存在は偉大だった。
そう思わずにはいられませんな。
今回は千果と主人公が共謀して、リアルお医者さんごっこを画策するのですが…。
一回目ほどのぶっとび感がなく、そこまで笑えませんでした。


じゃじゃ馬GROWING UP!
これは究極の選択DA!
2年と3年、どちらの健康診断を覗き見するかってお話。
それにしても、角川は面白いなぁ。
「ちがうって、覗こうとしたけど覗いてないんだよぉー」
文字だけだと、そんな面白くないんだけど声がつくと笑っちゃいますね。


柳生さんちにお邪魔します
お泊り会です。
でも、残念ながら肝心の「お泊り会」感がない。
風呂を覗くとか、そんなのは他にもあったワケで…。
(また下ネタですよ。困りものですね)
夜更かしして、なんか色々はっちゃけるとか、
そういう方向で話を広げて欲しかったなぁ。


墓場来たろう
もうひとひねり、ですね。
主人公が騙されてて、後で全員に驚かされるとか。
偶然、通りかかった角川がオバケと間違えられて、
あおいにボコボコにされるとか。
あ、でも、それもつまらんですね。
何か面白い展開ってなかったのかなぁ。
ありがちなイベントほど難しいですよね。


外でのしゃせいを好む人達
みんなで宿題の絵を描く話。
先輩、絵、ウマー。
ってな感じで、それぞれの画力が分かって面白いです。
写生→射精 の勘違いが、アンジャッシュのコントみたいでしたね。

キャラに対して新たな発見があるし、
こういうイベントがもっと増えるといいですね。


RES総評
分業したせいでネタが被ったのかな?ってのが率直な感想です。
まぁ本来なら皆で書いたのを持ちよって微調整するのでしょうが、
今回は開発期間の問題とかいろいろ大人の事情で詰めが甘かったのかなぁ、と。

メインの感想にも書きましたが、
全体的にマンネリ気味でした。
個人的には、夏休みの充実感がもう少し欲しかったです。
本作の感じだと、なんだか毎日同じことの繰り返しで、
退屈な夏休みって感じに思えてしまいます。


キャラ別感想はコチラへ(ネタバレあり)





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